Vol.2
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リオハ1日目:フリータイム

5月17日、フリータイムのレポートを担当させていただきます、営業企画本部の富澤と申します。どうぞよろしくお願いいたします。


今回のフリータイムでは、研修旅行でお世話になっております旅行会社の蔵本さんよりご紹介いただきました城壁の町LAGUARDIAにある、地下のワイン貯蔵庫「BODEGA EL FABULISTA」にお邪魔させていただきました。


午前中、研修をさせていただいたワイナリー Villa Luciaから城壁の町へ向かう途中、学校の横を通り過ぎた辺りで、道行く人の大きな声が聞こえてきました。何事かと思っていると、添乗員の武田さんが、道向かいにいる見ず知らずおばあさんに対して「早く渡って!」と仰っていますねと教えてくださいました。
田園風景が広がる土地柄なのか、日本に比べて圧倒的に信号機が少ないと感じたバスク地方。車の通りが少ないとはいえ、こうやって町中で日々声をかけあっているのかなと思うと、心がほっこりし、初めての研修旅行に対する緊張が少しほぐれたように思いました。


そのまま少し坂道を歩き階段を上ると城壁の町に到着しました。 後ろを振り向くと一面畑が広がっていました。すべてではないかもしれませんが、ここでワインになるブドウが育てられるのかもしれません。


まずはご紹介いただいたワイン貯蔵庫へ。


お邪魔させていただいた BODEGA EL FABULISTAですが、スペインでは有名な寓話作家のフェリクス・マーリア・サマニエゴさんの生家とのことです。
ちなみに、フェリクスさんは、お昼のバーベキューの際にお肉を焼いてくださった方のご先祖様なんだとか。不思議なご縁に驚きつつワイン貯蔵庫の説明に耳を傾けます。


さかのぼること10世紀。この地域には、人の手と足を使って製造する伝統的手法を用いた生産を行っていたワイナリーが350ヶ所ほどあったそうです。
現在では、郊外に醸造所が沢山ありますが、この伝統的な製法で製造するワイナリーは城壁内の2か所のみになってしまいました。貴重な製法を伺うことができることに心躍りました。


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