Vol.4
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2日目:リトビアの製菓学校にてデモンストレーション

研修旅行2日目:5月18日(金)のレポートを担当させていただきます。ショコラ製造担当の岸本と申します。


この日は、バスク州ビトリアという町にある製菓専門学校にて、スローフード協会様主催の小山シェフの講習会と玉露のシフォンケーキのデモンストレーションが行われました。


リオハの町からビトリアまで約1時間半バスで移動し、講義が行われるEgibide(エギビデ)専門学校に到着いたしました。 ここスペインのバスク地方で製菓コースがある専門学校は珍しく、バスクで初めての調理学校だとか。創立35年の歴史ある専門学校です。

今回のデモンストレーションには、スペインの国営放送の取材の方々、スローフード協会様、Egibide(エギビデ)専門学校の製菓コースの生徒さんも参加し、講義が行われました。 私たちも一緒に会場に入室させていただき、小山シェフの講義がスタートいたしました。


玉露のシフォンケーキのデモンストレーション。テーマとして「日本人パティシエが得意なふわふわ、しっとりとした食感、そして旨みを体験する。」というレクチャーです。

アシスタントは、普段エスコヤマのお菓子教室を担当している長野さん・福田さんです。 通訳はスペインに20年住んでいるスペイン語がご堪能の山口さんです。


小山シェフは、このデモンストレーションを行う際、「日本人が得意としているふわふわ、しっとり、そしてどこか新しい生地やクリームの全体的な水分量のバランスは日本の主食であるふっくらと美味しく炊き上がったご飯のようなイメージがベースとなっている。」と日本人が作るお菓子について説明していただきました。


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