Vol.10
18.5.20 (3/5ページ)

4日目:サンセバスチャンでのフリータイム①

お腹もいっぱいになり、少し街を散歩しようと同期のメンバーでサンセバスチャンの美食協会本部の上にある「モンテ・ウルグル」という、サンセバスチャンの観光名所でもある標高123mの丘へ移動しました。サンセバスチャンの旧市街からすぐ行くことができ、ラ・コンチャ湾に沿って続く海岸のすぐ近くにあります。
「モンテ・ウルグル」は16世紀頃、防御壁や軍事施設が築かれていました。頂上部は司令部・兵舎・倉庫などからなるモタ城という要塞となっていましたが、現在ではチャペルになっています。

当時、ここが要塞だったと分かる大砲などが今も残っていました。そんな場所とも知らずに色々散策をしていると日本では見ることのできない防御壁の上が気になり先へ先へと登っていきました。そして、登り切ったそこには、サンセバスチャンの街の絶景が広がっており、感動のあまり思わず叫んでしまいました!

「旧市街の街並み」と「ビスケー湾」


右を見ればビスケー湾、左を見ればサンセバスチャンの旧市街全体が一望でき、それは旅行の疲れも吹っ飛ぶ景色でした。

そして、聞こえてくる風や波の音に癒され、リフレッシュできた我々はお腹も落ち着いたところで再びバルに向かいます!!


次はサンセバスチャンで一番美味しい生ハムが食べられると、いわれているお店「LA CEPA」(ラ・セパ)へ。

このお店は他のお店に比べ生ハムの消費が多いため、常に新鮮でいい状態の生ハムを食べられます。早速、生ハムとサンセバスチャンの伝統的なワイン「チャコリ」で乾杯!

チャコリとは一般的に食前酒として出され、長期間の保存が利かないため、ボトル詰めから1年以内に飲み切ります。もっとも一般的には白ワインであり、淡い緑色を持つ種類もありますが、中には赤ワインやロゼの品種も使用されています。
柑橘のようなさわやかな香りとフレッシュな酸味、ほんのりとした苦味が特徴的で、超微発泡。グラスに注ぐ際に、泡を立てるために高い位置からグラスに注ぎ入れると、泡が弾けるとともにより香りが立ち、口当たりが良くなることで酸味も和らぎます。

お店のスタッフの方はとても優しく、写真を撮りたいと言うと2回も注いで下さいました。


そしてメインの生ハムは極薄で、「美味しい」の一言。
このお店の生ハムが食べることができてよかったと感じることのできた幸せな時間でした。美味しさのあまり、もう1プレート追加してしまいました。


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