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エスコヤマのショーケースに、満を持して「チョコレートのモンブラン」が登場しました。実は、２年ほど前にも創りたいと考えていたシェフ小山でしたが、その時はガナッシュのように溶けるイメージとは異なる、濃厚な栗のモンブランクリームのようなテクスチャーを表現できず、一旦温めていたそうです。そして、苺、ブルーベリー、バナナ、白桃というフルーツのモンブランを創ってきて、「これならできる」という手法を編み出し、待ちに待ったチョコレートの季節に、チョコレートのモンブランをデビューさせることができたのです。ケーキをぐるっと巻き込むチョコレートクリームには、マダガスカル産カカオの赤いベリーのような酸味が特長のビターチョコレートに苺を加えて香りをいっそう華やかに。クリームの中には、小ぶりながらも力強い甘酸っぱさを持つ「あまおう」を配し、下には、ジューシーで濃厚な味わいのマラ・デ・ボワ（フランス苺）のジュレ、濃厚な味わいに仕立てたピスタチオガナッシュ、ボトムは素材の相性を考え選び抜いたアーモンドとカカオのダックワーズを重ね、苺を使いながらも苺のモンブランとは全く異なる味わいを実現しました。マダガスカル産カカオ＋苺＋ピスタチオが奏でる三重奏のハーモニーをご堪能ください。

※お召し上がりの際には、季節のソルベやグラス（アイスクリーム）
を添えてお出ししています。