列車で約2時間で着くレンヌは、ブルターニュ地方の中心地。名産の有塩バターを使う伝統菓子「ガレットブルトンヌ」、そば粉のクレープ「ガレット」などが有名です。まずは長野パティシエの紹介で、MOF(フランス最優秀職人)の称号をもつパティシエ、ローラン・ダニエル氏の工場を訪ねます。タクシーで20分ほど揺られて着いた草原に、約500平米の広い工場がありました。中を見学させていただくと、乾燥、冷蔵、ショコラのピストレ、アイスクリーム作りと、作業工程ごとに部屋が独立。清潔でゆとりのあるスペースで、みなさん、テキパキと気持ちよさそうに働いています。エス・コヤマの厨房を思い浮かべ、「うちの厨房は物が多いなあ…」と顔を見合す丸本、中嶋、寒川の3人のパティシエール。「eS-LIVING
hanare」の隣に工房ができたこと、さらに今年冬に新棟「frame」にバウムクーヘンの工房など新しい厨房ができる意味を改めて噛みしめたのでした。 |
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ローラン・ダニエル氏の工場前で、ローラン氏と奥様と一緒にパチリ! |
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駅前にあるローラン氏のサロン・ド・テ「ル・ダニエル」にて。ケーキの外見、構造、味、バランス、1つ1つのパーツが丁寧に作られているかなどをよく吟味して食べます |
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