
本日、シェフとご一緒にレストラン“LA DAMA”にてお食事をさせていただくメンバーは、コンフィチュール&マカロンの原、バウムクーヘンの浦栃、そして私、マルシェでキッシュを主に担当しております宮ノ原です。
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まずはビールで乾杯です!
サービスの方に私達が日本から来たことを伝えます。
しかし、原さんだけユーモアたっぷりにエセ中国語で対応。どうやらバレてないよう!
ビールに添えてあったミニコロッケ、小さいながらに味は旨みたっぷり。
シェフは、私に「ミニコロッケのキッシュ、おもしろいな。やってみるか?」と早速新商品のアイデア。
そして、続いて「この旅行で美味しかったものある?」とお尋ねに。
私の頭の中に、たくさんのお料理が浮かびます!!
ここバルセロナで食べた「パエリア」、魚介の旨みたっぷりで美味しかったなぁ。
シェフが「この旅行で、バスクで一つ、バルセロナで一つ、それぞれのイメージのキッシュ作ろうや!」と。
只今、試作中です。お楽しみにして下さい!
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お話は食事に戻ります。
盛りつけを見てシェフは「ここに花は必要ないな。」と一言。自分だったらどう盛りつけるか、どう魅せるか、常に考えておられるのだと「はっ」としました。私はそこまでは考えていませんでした。
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次は、さすが海に面した街、バルセロナ!
このお店LA DAMAのスペシャリテ、うにのグラタン。クリーミーで濃厚な味わいです!
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次にフォアグラの登場です!
シェフが「フォアグラにこのバルサミコ酢のソースをつけて食べるとおいしいよ。」と教えて下さいます。皆、早速そうします。味わいがぐぐっと広がります。
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そしてシェフから、「おいしい食事からはもちろん学ぶことがある。それと同じように“まずい”と感じたら何が足りないか?何を足せばよくなるか?と考えることで学べるんだよ。」
皆、心のノートにしっかりと焼き付けます。
お食事中に、シェフから原さんにジャムの新作のイメージが語られます。
「よりフレッシュなジャムを作りたい。量も瓶で売っているものより、少なくして、食べきるもの。氷の上に並べる。」
原さんからも、「氷の上に、そのジャムに使うフルーツを並べても面白いですね!」と提案が。
“新しいジャム”のお話にワクワクしながらお食事が進みます。
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私にとって、人生初のトリュフとの対面です。
その旨みに大感動!!ソースをパンでぬぐって味わいたい!
しかし、ちょうどパンを食べきってしまった所です。
すると、サービスの方がすかさず私にパンを!
<ありがとう!>とアイコンタクトをとった瞬間、そのトリュフソースのお皿を持って行かれました。
…ほろ苦い思い出です。
周りは大爆笑。私らしいオチにシェフも大ウケです。
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そして、バルセロナの新鮮な海の幸、えびの皿、お魚のお皿と続きます。
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次はソルベに、甘酸っぱいりんご、シナモンの風味が加わってアクセントとなって美味しかったです。
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いよいよメインディッシュとなります。
サービスの方が、目の前でお肉をそいでくれます。
思わず私は「写真を撮っていいですか?」と尋ねます。
すると、にこっと微笑んで「どうぞ!」とポーズをとってくれました。
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ここスペインに来て感動したものの1つが、人の優しさ、温かさです。
道に迷った時も丁寧に教えてくれたり、バルで同席した人もオススメを教えてくれたり、気さくに話しをしてくれました。
本当に、この国が大好きになりました。
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最後に、デザートです。
べリーを薄い飴でサンドしたミルフィーユで見た目にも涼やかでした!
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食事が、心もお腹も大満足に終わります。
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LA DAMAを出ようとした時、広間にあったソファを見て、シェフから「原、何かやってみて。」と突然のリクエストです。
原さんは得意のチャイナのポーズを決めます!
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浦栃さんも気合いの入ったポーズ!しゃちほこをイメージした三点倒立です!
原さんも負けじと完璧なしゃちほこポーズ!!
シェフは二人の技に満足そう。
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そして帰り道。さすがアートな街バルセロナ。様々な像があります。
キリンの像を見て、シェフは原さんに「何かやってみて。」とリクエスト。
原さんはロデオをイメージし、像にまたがりポーズ!
バルセロナのスペイン人も思わず歓声をあげます!
その後もシェフは、ショーウィンドウでスタイリッシュな服を見つけ、「うちのお店の女性スタッフ○○はこれ絶対に似合うな!!」と一言。
ファッションの話、時計の話などで盛り上がります。
シェフと一緒にいさせて頂くと、たくさんのことに興味がわきます。
もっとシェフに近づいて、視野を広げ、経験を増やしていこう!と誓いました。
本当に今日も楽しい一日でした!
でももうすぐこの旅も終わりです。
なんだか、すごく淋しくなってきました。
では、おやすみなさい。
マルシェ・キッシュ担当 宮ノ原由梨
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