Concept

Fair Trade Chocolat

エクアドルのフェアトレード・カカオで作ったお菓子

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    芳しいエクアドルのカカオとみずみずしいフルーツが香るしあわせ色のボタンたち

    幸せのボタン ~Don't lose it!~

    1箱 ¥2,100
    販売開始予定:10月上旬~

    宅配便OK

    100日間(20℃以下)

    このショコラには、「カオカ」というフランスのメーカーが、エクアドルの農園からフェアトレードによって仕入れたカカオが使われています。アリバナシオナル種というとても希少なオーガニック栽培のカカオで、現在はごく少量しか生産されていません。もし、このカカオがなくなれば、“自分のショコラ”を表現できない…つまり、パティシエ・ショコラティエの小山進にとって「なくしてはいけない大切なもの」のひとつです。「大切なもの=幸せ」を、普段、ついうっかりなくしてしまいがちな洋服のボタンに例えて表現したのが、「幸せのボタン~Don’t lose it !」です。小山のエクアドルの小さな友だち・カカオ農園の息子のダニエル君が「大人になったら世界一のカカオを作りたい」と打ち明けてくれたことが、このショコラを作るきっかけとなりました。エクアドル産を中心とした芳しいカカオと、たわわに実ったフルーツのみずみずしさがコラボレートした、見るほどに、そして味わうほどに、「小さな幸せ」がこみ上げてくる1粒です。

    • ソフトなベビーピンクのボタンは、苺。初々しい摘みたて苺のはなやかな香りに、甘くミルキーなホワイトチョコレートのコクがベストマッチ。

    • 淡いアイボリー・イエローのボタンは、パッション。お口に入れた瞬間、はじけるパンチの効いた酸味と、甘くトロピカルなフレーバーが魅惑的。

    • 美しいバイオレット・カラーのボタンは、カシス。熟したベリーのような深い甘み、芳醇な香りのあと、ほのかな酸味がお口に漂います。

    • ビビッドなピンクのボタンは、フランボワーズ。甘酸っぱいフレッシュな味わいの後、木苺特有のみずみずしくフルーティーな香りが広がります。

    • 温かみのあるやさしいブラウンは、ミルクチョコレート。ナシオナル種を中心としたカカオの柑橘やバナナのアロマとミルクの調和を楽しんで。

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Concept ショコラの世界は「抑制の美学」。 そう僕は思っている。 複雑なプロフィールを持つカカオと対峙するのは刺激的でありながら、 そこには加えられる水分比の制約、製造や保管環境という制約が厳然と存在する。 ボンボンショコラはあの小さい四角形という制約の中に突き詰めに詰めた表現を求められる。 ストイックだが、どんどんのめり込んでしまうショコラの世界。 それは子どものときに遊んだ、京都の路地裏に似ている。 あの狭い路地は、子どもとっては制約の中で最大限の遊びをクリエイトする場だったと記憶がよみがえる。 ドロまんじゅうをつくり、また明日遊ぶまでどこに隠しておこうかー限られた空間と道具を駆使して、 どれだけ工夫して遊んだことか。 両脇に家が並び、大きな通りから奥へとのびる路地裏は"長方形"の世界だった。 大人になり、成熟したいま、奇しくも僕にとってボンボンショコラという"長方形"の世界は路地裏に重なるのだ。 制約をもってして、魅力的になる世界。 その制約を愉しむことさえできれば、あとのクリエーションは自分次第できわめて自由だ。 時間を忘れて無心に遊んだように、僕はショコラの世界に没頭している。