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えもいわれる心地よい食感と味わい。プチガトーのような完成された世界を熟成された一粒のマカロンに秘めました。

Campesino カンペシーノ

¥220

    「カンペシーノ」とは、コロンビアで日常的に親しまれている、コーヒーにシナモンとブラウンシュガーを溶かしたドリンク。シェフ小山が2014年にコロンビアを訪れた際に体感した新鮮な味覚を、まずアントルメに仕立て、次にその発展形として発想したのがこちらのマカロンです。ホワイトチョコレートガナッシュにシナモンを香らせ、センターには、エネルギッシュな酸味をたたえたコロンビア産コーヒーのパート・ド・フリュイをしのばせました。コロンビア産のブラウンシュガーは、ガナッシュの上からぱらぱらと散らしています。また、センターに挟んだチョコレートのベリーを思わせる酸味が、味わいの輪郭をよりはっきりと際立たせています。コーヒー豆が持つグンと突き抜けた酸味と、シナモンとブラウンシュガーが織りなすエキゾチックな甘みとのマリアージュという、コーヒー豆の新たなポテンシャルを感じさせてくれる一品です。

    inside story
    シェフ小山は2014年9月にコロンビアのカカオ産地に訪れました。今まで訪れたカカオ生産地では、必ず優れたコーヒー豆にも出会ってきたシェフ。コロンビアでもきっと、美味しいコーヒーを味わうことができるはず、と想像していました。しかし、行く先々でおもてなしのドリンクとして登場したのは、シナモンとブラウンシュガーをたっぷりと入れたとても甘いカンペシーノばかり。実は、数年前までコーヒーには砂糖とミルクをたっぷり入れて飲んでいて、ここ数年、ブラックでコーヒーを楽しむようになったシェフ小山は「なぜコーヒー大国のコロンビアでブラックコーヒーではなく、カンペシーノが親しまれているのだろう?」と不思議でならず、その疑問を解決するため、カンペシーノで使用するブラウンシュガーを現地のスーパーで買い求めました。コロンビアのナチュラルなブラウンシュガーは、とても上品な優しい甘味でそのままポリポリ食べられるほど。その美味しさを生かすために、アントルメやマカロンは、ブラウンシュガーが歯に直接当たるような構成で仕上げました。コロンビアでシェフ小山がのめり込んだドリンクを、ワクワクするような探究心もそのまま込めて、アントルメに、マカロンにとアレンジした一品です。

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