ハロウィンディスプレイ

10月も終わりに近づき、ハロウィンが近づいてきました。
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、エスコヤマ本店のテラス側入り口の横では、季節感のあるオリジナルの手作りディスプレイがイベントシーズンになると飾られます。

今回ハロウィンをテーマにした、賑やかで思わず近づいて見たくなるようなディスプレイを作って下さったのは、庭師の松下さんです。
【ハロウィン ~ペルーの思い出~】と題したこのディスプレイについて松下さんは「ペルーを訪問した際に、市場がすごく印象的でした。野菜の陳列の仕方が斬新で、日本にはないような色とりどりの野菜や果物が並んでいて、市場の雰囲気を切り取ったディスプレイを作ろうと決めました」とお話して下さいました。
ディスプレイには、かぼちゃや松下さんのお家の畑で収穫されたさつまいも、玉ねぎ、唐辛子、琉球朝顔の種、麻袋に溢れるほど入った松ぼっくりなど、秋の素材が盛りだくさん。手作り感溢れる可愛らしい人形も飾られています。

私がふと目に止まったのは大きなかぼちゃ。
日本では大きなかぼちゃは食用ではなく観賞用で、食べることはありませんが、ペルーでは食用として市場で切り売りされているそうです。他にも、現地の方々の文化、空気感、全てが新鮮だったと、教えて頂きました。
松下さんがペルーを訪れた目的は、シェフ小山とともにカカオの産地巡りはもちろんのこと、ICA(International Chocolate Awards)のPeru round(ペルーラウンド)に参加するため。
チョコレートを使ったお菓子を作るデモンストレーションをシェフ小山が行いましたが、その助手として松下さんが参加するなど、初めての体験をたくさんされました。他にもどのような体験をされたのか、【シェフと庭師Mの”庭造り日記” Vol.35 テロワールを生かす】https://es-koyama.com/garden/vol35a.html にて、詳しく書かれておりますので、ぜひご一読下さい!

毎年、シェフ小山はカカオの産地まで足を運び、様々な経験を通して、現地で刺激を受けて創作を行っています。「このディスプレイを通じて、少しでもたくさんの人に小山シェフの活動を知ってほしい」と松下さん。
11月以降は、クリスマスのディスプレイも作って下さる予定です。
ぜひ、ディスプレイを通じて、季節を感じてみて下さい!