こがししょうゆぱい

鉄板焼きの〆に、ガーリックライスを作る料理人の手元を見ていて閃いたアイデアから生まれた2014年のボンボンショコラ「焦がし醤油」。糖分が熱されて、キャラメルすることで起こる味覚の変化・メイラード反応が料理の味わいに大きく影響すること改めて認識することによって誕生しました。

醤油に含まれる糖分をあえて焦がしてキャラメライズすることで、その独特の香り、深いコクやほのかな苦みを引き出す調理法は、日本人なら日常的に味わうことのできる親しみ深い味覚の体験。すき焼きや照り焼き、鉄板焼きの〆のガーリックライス…そんな旨味のセオリーにのっとって、ボンボンショコラに続いて今年創られたのが、この「焦がし醤油パイ」です。

パイ生地にはパウダー状の粉醤油を加えて練り上げ、発酵バターをたっぷりと折り込み、幾重にも折っては伸ばす工程を繰り返しました。仕上げに粉糖をふりかけ高温のオーブンに入れると、表面のキャラメル層はパリッと甘く、続くバターの風味豊かな生地はザクザクときめ細やかな歯触り。まろやかで深い焦がし醤油の風味にふわりと柚子が重なり、最後に一味唐辛子がピリリとスパイスを効かせる・・・そんな絶妙な味わいです。さらに、小袋に入った粉醤油の「特製スパイス」をたっぷりとふりかけていただくと、焦がし醤油の味わいがより立体的かつ濃厚にお口に感じられ、また違った表情の味覚をお楽しみいただけます。

和を感じていただける「焦がし醤油パイ」は、エスコヤマ本店にて明日11/20(金)から発売開始です。発送も可能ですので、お歳暮などのギフトにもぜひお使いくださいませ。

■焦がし醤油パイ https://es-koyama.com/eskoyama/assorted_n_collabo_gift/257.html