世界のカカオと個性ある素材の出会いに魅せられて。小山進のクリエイションの結晶

宇治抹茶 ごこう

¥360

高級煎茶の「玉露」に使用されることの多い品種。「ごこう」は漢字で「五香」と書き、その名に相応しく香りは芳醇で、味わいは抹茶とは思えないほどクリーミー。旨味、甘味の強さも魅力です。シェフ小山がパティシエ的感覚でその味わいを表現すると「バターや卵と合わせてもそれに負けない、どしっとした力強さがある」とのこと。構成はカカオ分34%のホワイトチョコレートを合わせたガナッシュに、コーティングはビターチョコレート。ビターのコーティングがもたらすカカオ感と抹茶の香りが交わって互いに主張し合いながらもしっかりとした香りと旨味の余韻を残します。

※ボンボンショコラ専用の「1000‰」には、
たくさんのボンボンショコラを取り揃えております。
そのため、日によっては販売していない可能性がございますので、
詳しい状況につきましては直接お問い合わせくださいませ。

Inside Story

エスコヤマではこれまでスペシャルティコーヒーやシングルオリジンカカオなど、
「単一品種」もしくは「一つの限られた生産地域(地方、県、村、集落等の単位)で栽培された素材」を使わせていただき、
ボンボンショコラをはじめ、ケーキなどでもそれぞれの個性を活かした味わいを表現してきました。
そして今回、以前から「次にシングルオリジンの何かを創るなら、京都で生まれ育ち、
宇治も身近だった自分にとっては『抹茶』で表現ができたら理想的だな」と
考えていた矢先に出会った「シングルオリジン抹茶」によって、3種類の「シングルオリジン抹茶」の個性を表現した
ボンボンショコラを生み出すことができました。
世の中に流通している抹茶の多くはブレンドですが、そもそも日本で栽培されているお茶には
「やぶきた」「おくみどり」「べにふうき」「あさひ」「さみどり」「ごこう」など単一の品種があり、
それぞれ抹茶(碾茶)用、玉露用などの用途で分けられたりもします。
もちろん個性もさまざまで、そのものの味わいも異なるうえに、
摘み手の方の技量や加工を担当される方々の技量によっても味わいは変化します。
そして、今回提案のあった6種類のなかからシェフ小山が選んだのが、
「あさひ」「ごこう」「おくみどり」の3品種。いずれも「濃茶」にできるほど高品質で、すべて京都府和束町産です。
これらを贅沢に使ったボンボンショコラを通して、シングルオリジン抹茶の個性とカカオのマリアージュをお楽しみください。