¥220
今や世界五大ウイスキーの一つに数えられるジャパニーズウイスキーの基礎を築いた、ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝氏。「日本のウイスキーの父」として名高い彼のストーリーと、その情熱にインスパイアされて生まれた一品です。セレクトした銘柄は、角が取れた丸みのある風味と、力強い味わいを兼ね備えた竹鶴12年。ガナッシュは、そのウイスキーに負けないコクを持つカカオ分66%のビターチョコレートを合わせて練り上げました。ウイスキー本来の心地よい余韻が長く感じられるよう、センターには固めに仕上げた竹鶴12年のジュレをしのばせています。実は、2014年に生産終了となった竹鶴12年。シェフ小山が所蔵していたボトル一本分を使い切るまでの販売となる、希少な限定マカロンです。
inside story
竹鶴政孝氏は、当時日本人に全くなじみがなかったウイスキー醸造の技術を、単身スコットランドに渡って学び、その「本物の美味しさを日本で広めたい」という一心で情熱を燃やし続けたクリエイターでした。マカロン担当のパティシエ原田にとって、その姿勢は、シェフ小山が日本人にまだ知られていないカカオを求め世界各国を飛び回り、日々カカオと向き合う姿と重なるものでした。まだ誰も到達したことのない領域に分け入る、パイオニアとしての困難。それでも自身の感覚を信じて挑戦し続ける情熱に、奮い立たされたパティシエ原田。「濃密なストーリーとパッションが詰まったウイスキーからは、美味しい菓子が生まれるに違いない」という確信に突き動かされて、このなんとも芳醇なマカロンが生まれたのです。