【軽】ピラカンサ1【軽】ピラカンサ2

11月に入り、厳しい寒さを感じる季節がやってきました。
地味な色をした植物が多い今の季節、エスコヤマの敷地内では小山菓子店のお庭の「ピラカンサ」が、鮮やかな実をたくさんつけて見頃を迎えています。果実の赤色と葉の緑色のコントラストが印象的な植物なので、果実と葉を一緒に編み込んだクリスマスリースとしてよく使われています。
またピラカンサはバラ科で棘があり、赤い実が炎のように樹木全体を覆うことから英語では【firethorn(ファイアーソーン:炎の棘)】とも呼ばれています。

何となくお庭のピラカンサを眺めていたある日、私は「こんな鮮やかで赤い果実がたくさん実っているのに、
どうして鳥や動物達は食べに来ないのだろう?」と疑問に思いました。

この疑問を解決するべく植物に詳しい小山菓子店の先輩スタッフに聞いたところ、
「今の季節のピラカンサの実には毒があって、鳥や動物達はまだ食べることが出来ない」と教えてもらいました。「いつか食べることができるようになるのかな」と話を聞いていると「今年は2~3月頃がちょうど食べ頃だったみたいで、その頃は毎日5~6種類くらいの鳥達が来ていたよ。これから日が経つにつれて毒が少しずつ抜けて、やがて人でも食べられるようになるみたい。私達には食べ頃が分からないけれど、鳥達は『動物の感』で分かるんやね」と先輩スタッフ。

食べることはできないけれど実の中身が気になった私。
中を割ってみると、種子が数粒入っており、果肉の感じと香りはまるで水分の抜けたリンゴのようでした。
鳥達はこの実を食べていろんな場所へ飛んで行ってフンを落とし、そこで新しく芽が生えるそうです。

これから冬にかけて、まだまだ見頃が続くピラカンサ。

ぜひ、小山菓子店にお立ち寄りの際はご覧下さいませ。