Sサイズのみ ¥1,512 SOLD OUT
賞味期限
14日(常温)
箱サイズ:縦18×横18×高さ7cm
アレルギー特定原材料7品目:卵、小麦、乳
※販売予定数に達し次第完売とさせて頂きます。
サステナブルな生産者からパティシエへ つながりから生まれたとっておきのハーモニー
「人と農と食とアート」がテーマのサステナブル ファーム&パーク「KURUKKU FIELDS/クルックフィールズ」(千葉県木更津市)の若手スタッフたちの手によって大切に育てられた平飼い鶏が産む卵を使ったバウムクーヘンが生まれました。誕生のきっかけは、シェフ小山とこれまで数度、食のイベントなどで機会を共にしてきたクルックフィールズの総合プロデューサー・小林武史氏(音楽プロデューサー/キーボーディスト)との繋がりから。小林氏から勧められて小山が現地でいただいた「卵かけご飯」。「これがすごく美味しかった」のだとか。そんなストーリーを持つこの卵の特長は、自然由来の黄身の“白さ”。クルックフィールズで育てられた野菜が餌で、その餌には黄身を黄色くする野菜が少ないため“自然な白さ”になります。この白さが売り文句というわけではありませんが、焼き上がったバウムもやはり生地の白さが引き立ち、一層ごとの焼き色とのコントラストをくっきりと描き出します。表現としてはふさわしくないかもしれませんが、さながら上質な白木のテーブルのよう。バウムクーヘン特有の層は、それこそテーブルに刻まれた年輪が生み出す自然な風合いのようでもあり、趣深いビジュアルです。また、この白さがどこか頼りなさげで、見た目のイメージから「味が薄い」という錯覚を起こします。「白い」=「色が薄くて味も薄い」、「色が濃い」=「味が濃くて美味しい」、というこの方程式が当てはまってしまいそうなものですが、実際はその逆。口に入れた瞬間に「あれ、濃いぞ?!」という驚きのギャップが感じられるよう意図して、エスコヤマのバウムクーヘンをベースにしながらも、卵の味を最大限に活かした、この卵のためだけのオリジナルの配合に大きく組み直しました。「ギャップをうまく利用する形で味わいを表現することに面白さを感じながら創作することができた」と小山。そんな創作の背景もイメージしながらお召し上がりいただくといっそう味わい深く感じていただけることでしょう。