Concept

Bonbon Chocolat

Rozillaのボンボンショコラたち

  • special bitter スペシャルビター
  • special milk スペシャルミルク
  • rouge ルージュ
  • champagne truffe シャンパントリュフ
  • Saké japonais 日本酒
  • yuzu 柚子
  • sanguine サンギーヌ
  • flamboise フランボワーズ
  • passion パッション
  • daniel ダニエル
  • pistachio ピスタチオ
  • grand cacao グランカカオ
  • praline of golden sesame 金胡麻のプラリネ
  • miel sapin ミエルサパン
  • YABAI ヤバイ
  • cinnamon シナモン
  • kurodaizu shoyu 黒大豆醤油
  • vanilla バニラ
  • kome-koji miso 米こうじ味噌
  • café milk カフェミルク
  • café bitter カフェビター
  • matcha 抹茶
  • hoji cha ほうじ茶
  • kyobancha 京番茶
  • Ikkyu 一休
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Concept ショコラの世界は「抑制の美学」。 そう僕は思っている。 複雑なプロフィールを持つカカオと対峙するのは刺激的でありながら、 そこには加えられる水分比の制約、製造や保管環境という制約が厳然と存在する。 ボンボンショコラはあの小さい四角形という制約の中に突き詰めに詰めた表現を求められる。 ストイックだが、どんどんのめり込んでしまうショコラの世界。 それは子どものときに遊んだ、京都の路地裏に似ている。 あの狭い路地は、子どもとっては制約の中で最大限の遊びをクリエイトする場だったと記憶がよみがえる。 ドロまんじゅうをつくり、また明日遊ぶまでどこに隠しておこうかー限られた空間と道具を駆使して、 どれだけ工夫して遊んだことか。 両脇に家が並び、大きな通りから奥へとのびる路地裏は"長方形"の世界だった。 大人になり、成熟したいま、奇しくも僕にとってボンボンショコラという"長方形"の世界は路地裏に重なるのだ。 制約をもってして、魅力的になる世界。 その制約を愉しむことさえできれば、あとのクリエーションは自分次第できわめて自由だ。 時間を忘れて無心に遊んだように、僕はショコラの世界に没頭している。