やってくるクリスマスを待ちわびながら、少しずつスライスして味わうのが楽しい、伝統的なアドベントのお菓子「シュトーレン」。エスコヤマのシュトーレンは、中心にアーモンドのマジパンを配し、生地はフランス流のしっとりとしたタイプです。日を追うごとに漬け込みフルーツのお酒の風味が生地にも溶け込み、日に日に味も深く変化していきます。
そんなクリスマスシーズン定番のお菓子を、「プレミアム」の名にふさわしく、より味わい深いものにするために選んだ素材は、小山が兵庫県丹波市の酒造メーカー「山名酒造」の3年熟成の酒粕です。今年の新作ショコラ創作の中でも熟成の酒粕を使用していた小山は、工場の片隅で常温の環境で3年間熟成された酒粕に偶然出逢いました。
茶色く変色し、もはや一見しただけでは酒粕がどうかさえ不明でしたが、試食してみるとこれまでにないほどパワフルで素晴らしく、プラムのような香りと味わいを感じることができ、「これはプラムに合う!」と直観。太陽の光をいっぱいに浴び、時には激しい寒暖の差に見舞われながらも自然の力による発酵・熟成を経て、偶然によって生みだされたこの味わいを生かす方法として、ドライフルーツの漬け込みに使うことを閃きました。日本酒の美味しいところをたっぷりと抱き込み、熟成を経て醸し出される熟成香がアクセントとなった、奥行きのある味わいの一品が完成しました。 “◎本日11月1日(火)より、3年熟成の酒粕を用いることで「熟成」の味わいを最大限に閉じ込めた「プレミアムシュトーレン」販売開始です!” の続きを読む







